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塗装前の下準備その1。中性洗剤を数滴入れた水に20~30分パーツを浸けておき、パーツに付着している油分を取り除きます(フレームアーキテクトは組み立て済みのため、一度全パーツを分解しています)。これは油分による塗料のはじきを防ぎ、完成品の仕上げをきれいにするための作業です。洗浄後は流水でパーツをよく洗い流し、十分に乾燥させます。 |
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塗装前の下準備その2。溶剤の浸透を防ぐための保護膜を作ります(塗料の発色を良くする役割も兼ねています)。写真では市販の下地塗料「Mr.サーフェイサー1200スプレー(GSIクレオス)」を使用。パーツ破損のリスクを最小限に止めるため、パーツから10cm程離したところから、スプレーを素早く横へ移動させつつシュッ、シュッと小刻みに吹き付けていきます。一度の吹きつけではまだらになって表面を覆えないのですが、根気よく回数を重ねて塗膜を作っていきます。1パーツ吹き付けたら、次…というように、パーツ全体を1週、2週しつつ吹き重ねていくと効率よく安全に塗料を乗せていくことができます。 |
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吹きつけが完了した状態。このようにパーツ全体が一様にグレーになっているのが理想です。ここまで来るのに、3~4回吹き付けを行っています。塗膜が厚くなりがちなので、洗浄前の段階で一度仮組みを行い、パーツ同士の合いや、きつさの調節を行った上で塗装へ入ることをお勧めします。 |
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いよいよ塗装です(今回はポピュラーなラッカー系塗料と、専用薄め液を使用)。いきなりですが、これは悪い例。写真は筆塗りの場合ですが、濃度の薄い塗料をおもむろにべったりと塗りつけています。サーフェイサーで下地を作っているとはいえ、危険な行為であることに変わりはありません。発色させるまで何度も塗り重ねる必要があり、作業としても非効率的です。 |
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筆塗りで色を乗せていく場合、まず、色が乗りにくい部分(パーツの角、凹部分)へ色を乗せていきます。筆は面相筆と呼ばれる毛先の細い筆を使用。塗料の濃度は濃すぎても筆運びが悪くなるので加減が難しいところですが、新品の塗料の濃度を目安にするとよいでしょう。 |
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次に面を塗っていきます。平筆を使って、筆運びは一息に引っ張る感じで。色にもよりますが、一度で発色させるのは難しいので、ここでも2~3回塗り重ねて仕上げます。塗り重ねる場合は、塗った面が乾燥してから行うように注意。 |
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モデルを手早くきれいに仕上げたい、という場合は、それなりの設備投資が必要になりますが、やはりエアブラシ塗装が向いています。エアブラシ塗装についての詳細はそれぞれの取扱説明書に譲りますが、ここでのポイントもやはり塗料を薄めすぎないこと、一度に吹き付けすぎないことの2点です。下地塗装のときと同様、あせらず少しずつ発色させていきます。 |
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最後にスミいれについて。スミいれはモデルの立体感を高めるためのポピュラーな技法で、パーツの凹面へ濃度を低くしたエナメル系塗料を流し込んでいくのですが、エナメル溶剤は浸透性が高いため、パーツに負荷がかかっている部分(パーツの接合部や関節部分)に流れ込むと高確率でパーツ破損につながります。そういった部分に流れ込まないように注意しつつ行ってください。また、乾燥時間の速いペトロール(油絵の具用溶剤)を溶剤として使用することで、リスクを抑えることもできます。 |